而今 白鶴錦(火入)は至高の晩酌酒?【日本酒レビュー】

而今 白鶴錦(火入)は至高の晩酌酒?【日本酒レビュー】 日本酒・焼酎

而今 白鶴錦(火入)は至高の晩酌酒?【日本酒レビュー】について、早速レビューしていきますね。

今回ご紹介するのは、木屋正酒造さんの「而今 じこん 純米大吟醸 白鶴錦 火入」です。

「而今」は、日本酒好きなら一度は耳にしたことがあるであろう、三重県を代表する銘柄の一つ。

中でも、希少な酒米「白鶴錦」を使用したこちらの火入れバージョンは、その上品な味わいから晩酌にぴったり、という声も聞かれます。

果たして本当に「至高の晩酌酒」と呼べるのか?

実際に飲んでみた感想を、詳しくレビューしていきます!

而今 白鶴錦(火入)の基本情報

  • 製造元:木屋正酒造(三重県)
  • 特定名称:純米大吟醸
  • 使用米:白鶴錦
  • 精米歩合:非公開
  • アルコール度数:15.5%
  • 容量:720ml
  • 火入れ:あり
  • 製造年月:2025年11月(今回レビューする商品)
  • その他:箱無し

テイスティングレビュー:五感で味わう而今 白鶴錦(火入)

まずは、香りから。

グラスに鼻を近づけると、ふわりと上品な甘い香りが広がります。

メロンや白桃のような、フルーティーで華やかな印象。

吟醸香と呼ばれる、お米由来の優しい香りも感じられます。

口に含むと、その香りのイメージ通りの、瑞々しい甘みが広がります。

白鶴錦という酒米の特徴なのか、非常にクリアで雑味のない味わいです。

純米大吟醸らしい、洗練された口当たりですね。

火入れ酒なので、生酒のようなフレッシュさはありませんが、その分、落ち着いた、奥行きのある味わいを楽しめます。

後味はすっきりとしていて、キレが良いです。

甘みがしつこく残ることもなく、心地よい余韻が長く続きます。

アルコール度数は15.5%とやや高めですが、それを全く感じさせない、飲みやすさも魅力です。

ペアリング:どんな料理と合わせる?

而今 白鶴錦(火入)は、繊細な味わいなので、素材の味を生かした料理との相性が抜群です。

おすすめのペアリングをいくつかご紹介します。

  • 白身魚の刺身:上品な甘みが、白身魚の旨味を引き立てます。
  • 鶏肉の塩焼き:あっさりとした鶏肉の旨味と、お酒のフルーティーな香りが絶妙にマッチ。
  • カマンベールチーズ:クリーミーなチーズのコクと、お酒の甘みが溶け合います。
  • フルーツ:特に、白桃やメロンなど、香り高いフルーツとの相性は最高です。
  • 和食全般:出汁を活かした料理や、薄味の煮物などにもよく合います。

而今 白鶴錦(火入)の魅力と注意点

改めて、而今 白鶴錦(火入)の魅力をまとめます。

  • 上品で華やかな香り
  • クリアで雑味のない味わい
  • 洗練された口当たり
  • すっきりとした後味
  • 飲みやすい
  • 様々な料理とのペアリングを楽しめる

一方で、注意点としては、以下の点が挙げられます。

  • 価格が高め:希少な日本酒なので、比較的高価です。
  • 入手困難:人気銘柄のため、なかなか手に入らないことがあります。
  • 火入れ酒:生酒のようなフレッシュさを求める方には、少し物足りないかもしれません。

而今 白鶴錦(火入)はこんな人におすすめ

  • 上品な日本酒が好きな方
  • フルーティーな香りの日本酒が好きな方
  • 繊細な味わいの料理とのペアリングを楽しみたい方
  • 特別な日の晩酌に、ちょっと贅沢な日本酒を飲みたい方
  • 日本酒初心者の方にもおすすめです。

総評:至高の晩酌酒?

而今 白鶴錦(火入)は、確かに「至高の晩酌酒」と呼べるポテンシャルを秘めていると感じました。

もちろん、好みによって評価は分かれると思いますが、

その上品な香りと味わいは、日々の晩酌を特別な時間に変えてくれるはずです。

ただ、価格や入手難易度を考えると、毎日飲むのは難しいかもしれません。

特別な日や、自分へのご褒美として、ゆっくりと味わうのがおすすめです。

もし見かけたら、ぜひ一度試してみてください。

日本酒の世界が、さらに広がるかもしれませんよ。

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